2009年03月09日

英語の枠組み

 
ファンクションメソッド英語研究会の各種教材の購入やオンライン講座受講を考えている方に!
今回は、当研究会配信のメルマガ、ブログ共通記事です。

どうして英語が自由に話せないのか?
長年英会話学習をしてもことばを覚えきれない、場面に応じて自由に会話ができない、これは多くの人の悩みだと思います。
どうしてか?、その原因は教育文法やそれを元にした市販の英会話の文法書にあります。NHKの英会話もののテキストもまったく同じです。
言うまでもなく、この文法理論は英文を日本文に置き換えるためのもの、つまり日本だけで使われている(あるいは韓国で?)読解用のもので、「話すための文法理論」ではないからです。
この理論に共通するのは、まず主語を訳し、次に補語や目的語を訳し、動詞部を訳す発想です。これを「後戻り訳」と言います。したがって動詞部を単なる動詞の変化ととらえることになります。
「助動詞+動詞の原形」「進行形はbe動詞+現在分詞」「現在完了形はhave[has]+過去分詞」、こんな説明を聞いたことがあると思います。さらに「不定詞はto+動詞の原形」「動名詞は動詞のing形」といったものも。

●単に動詞の変化ととらえる教育文法
(1) She is home. 
(ふだん、今)いる、家に
(2) She was home. 
いた、家に
(3) She will be home. 
いるつもり、家に
  She wants to be home. 
欲する、いる、家に 不定詞
 * She likes being home. 
好む、いる、家に 動名詞
(4) She has been home. 
ずっといる、家に

is, was, will be, has been,being
「いる」「いた」「いるつもり」「ずっといる」「いること」

(1) She takes a walk. 
(ふだん)する。散歩を
(2) She took a walk. 
した、散歩を
(3) She will take a walk. 
するつもり、散歩を
  She wants to take a walk. 
欲する、すること、散歩を
(4) She is taking a walk. 
(今)している、散歩を
 * She likes taking a walk. 
好む、すること、散歩を 動名詞
(5) She has taken a walk. 
(ちょうど)したところだ、散歩を

takes, took, will take, has taken, is taking, taking
「する」「した」「するつもり」「したところ」「している」「すること」

皆さんは、このような教育を中学、高校、あるいは大学で教え込まれてきたのです。しかしこの教育の行き着くところは何だったのか?中学や高校のの英語の先生も、TOEIC試験で高得点をとった人も自由に英語が話せない現実を産んでいるのです。
例えば、「彼女は忙しいです」=She is busy.の動詞変化を見ると以下のようになります。
is, was, will be, has been,being
「です」「でした」「なるだろう」「ずっと〜です」「〜であること」
また「彼女はテニスをします」=She plays tennis.の動詞変化を見ると以下のようになります。
plays, played, will play, has played, is playing, playing
「する」「した」「するつもり」「したところ」「している」「すること」

このような学習をしていて、英語という言葉が定着・蓄積できますか?
同じ「する」という訳語は、do, play,take,putなど数えきれない動詞に当てはまります。take a walk,play tennisと覚えるからことばが定着・蓄積していくのです。
そんな学習をしないから、文法ではダメだ、しょせん英会話は一文丸暗記だ、ということになり、英会話学習は果てしのない丸暗記学習となったり、「CDを聞いていればいつの間にか英語が話せる」といったおよそ根拠のない英会話教材の購入へと向かうことになっています。

それでは、ネイティブや私たちと同じ非英語圏のヨーロッパの人たち、インド人、中国人はどのような英会話学習をしているのか?
その答えは簡単です。彼らは動詞だけの変化に注目しないで、「状態や行為をひとまとまりのもの」、つまりフレーズとしてとらえ、それを覚えるのが英会話学習だと考えています。
彼らは、Be home.「家にいなさい」という表現を耳にすると、I will be home. I want to be home. I like being home.と簡単に表現展開します。なぜならI willとかI want toはbe homeが、あるいはlikeにはbeing home.が結びつくトレーニングをしているからです。さらにShe has toが「ねばならない」とか、またYou have only toが「しさえすればいい」という意味だ知るとそれを使って表現するのが英会話学習だと考えているです。
You have only to be home. 
家にいさえすればいいのよ
もちろんこれはbe careful「注意する」でも、take a walkで、play tennis,do the shoping「買い物をする」でもまったく同じです。
私たち日本人は文法にこだわり過ぎて英語が話せない、一方インドや中国の人、あるいはネイティブさえも、多少動詞の変化を間違っていても言いたいことは言える、これが私たちと彼らの根本的な違いです。

●動詞フレーズの変化ととらえるファンクションメソッド
そしてこれが英語発想だ!
[A}be動詞系列の展開
(1) She is home. 
存在する、家に
(2) She was home. 
存在した、家に
(3) She will be home. 
するつもり、家にいること
  She wants to be home. 
欲する。家にいること 不定詞
 * She likes being home. 
好む、家にいること 動名詞
(4) She has been home. 
持っている、家にいたことを

[1] (am, are, is) home 
家にいる
[2] (was, were) home 
家にいた
[3] be home 
家にいること
[4] being home 
家にいながらのこと
[5] been home 
家にいたこと

[B}一般動詞系列の展開
(1) She takes a walk. 
(ふだん)散歩する
(2) She took a walk. 
散歩した
(3) She will take a walk. 
つもりだ、散歩すること
  She wants to take a walk. 
欲する、(これから)散歩することを 不定詞
(4) She is taking a walk. 
存在する、散歩しながら
 * She likes taking a walk. 
好む、散歩しながらのことを 動名詞
(5) She has taken a walk.
持っている、散歩したことを

[1] take(s) a walk 
(ふだん)散歩する
[2] took a walk 
(その時)散歩した
[3] take a walk 
散歩すること
[4] taking a walk 
散歩しながら(のこと)
[5] taken a walk 
散歩したこと

英語のしくみはあきれるくらいシンプルで合理的なものです。
以上のように英語にはbe動詞系列と、一般動詞系列の2つしかありません。
さらに、英語には4つの時制があるだけです。

4時制

そしていったんその「英語の枠組み」を身につけたら、どんなフレーズもその枠組みで展開できることになります。
ファンクションメソッドによる市販の本も、あるいはすべての教材がファンクションフレーズと動詞(補語)フレーズの二色刷りになっているのは、そんな英語発想を身につけていただきたいからです。

参考に以下の教材をご覧ください。ここにはplay tennisの表現表現をあげています。ちなみに表現の90%以上がplay tennisという原形動詞フレーズを使ったものとなっています。これが先に述べた「動詞の変化を多少間違っていても英語は通じる」という根拠を示しています。
 「コミニカ中学英語基礎編」


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posted by cominica at 11:26 | Comment(0) | 英語脳の構築[英語の九九とは] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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